メンバー紹介

池田みさ子

洗足学園音楽大学ピアノ科卒
クラシックを羽鳥 栄、井口秋子、コンラート・ハンゼンに師事。
卒業後、バンドネオン奏者の父、池田光夫の影響でタンゴピアニストとして活動を始める。
池田みさ子とオルテンシアを結成。
古典タンゴ、コンチネンタルタンゴ、日本の曲、アストル・ピアソラ作品と様々なレパートリーを演奏。
2016年に生まれ育った東京と狛江市にライブハウスをOPEN。
トリオを中心にライブを行っている。
タンゴ普及のため全力で取り組んでいる。

2009年2010年
自主公演による、 池田みさ子タンゴ四重奏を表参道・コーリーベイホールで開催、絶賛を浴びる

2010年12月
池田みさ子とロス・アミーゴスとして活動を始める2011年 5月  ファーストアルバムCD 「RECUERDO ~想い出~」を発売

2012年
恵比寿アートカフェフィレンズにて 2年連続 自主企画によるコンサートを開催 絶賛を浴びる近年はソロタンゴピアノにも力を入れている

2015年10月20日
2nd Album「私の想いをあなたに」発売

2017年
生まれ育った狛江市にライブハウス
狛江オルテンシアをopen。
タンゴライブやタンゴBar等 タンゴにあふれたお店作りに力を入れている

 

早川 純

バンドネオン奏者、作曲家


2022年イタリア、サルデーニャ島で行われた国際バンドネオン・コンクールで優勝。同時に聴衆賞を受賞。2012年、2013年と続けて国際アコーディオン・コンペティション(Klingenthal)に出場し入賞。

東京芸術大学音楽学部楽理科を卒業。ジェヌビリエ音楽院にてジャズDEMを満場一致の一位で取得。

ネオタンゴ・ユニット「Tango-jack」、タンゴの芸術性を体現するプロジェクト「HAYAKAWA TERUGGI TRIO」、ジャンルに囚われずに自由な演奏を展開する「ABIERTO」などのユニットを主宰。「菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール」レギュラー・メンバー。

これまでにバンドネオンを小松亮太、西塔祐三、ミゲル・バルベーロ、フアン・ホセ・モサリーニ各氏に師事。タンゴ界の重鎮レオポルド・フェデリコを初めとした、タンゴ界のレジェンド達の日本ツアーへ参加。海外では、アルゼンチン、ブラジルなど南米各地。フランス、スペインを初めとしたヨーロッパ各地。香港や韓国などアジア各地で公演を実施してきた。2009年にはNHKの音楽番組『どれみふぁワンダーランド』という番組において日本の希少なバンドネオン奏者として紹介される。2011年ドイツのStuttgartで行われたCafe Tango Music Awardのファイナリストに選抜。

2013年から2年間、パリに拠点を置きヨーロッパを中心に活動を展開。2015年に帰国し現在に至るまでヨーロッパのタンゴシーンとの関わりを持ちつつ活動を続ける。2014年にLOCO企画(現在NPO法人)を設立。2017年に実施した「バンドネオンの饗宴」や「タンゴの魂」日本ツアーをはじめとして、魅力的なコンテンツの公演企画を発信している。2017年から開始したバンドネオンソロ・プロジェクトは、全国各地を巡り、タンゴに留まらないバンドネオンの魅力を伝え、好評を博している。2018年には、ヨーロッパ5ヶ所をソロで巡るツアーも敢行した。

2020年よりバイクに目覚め、全国各地への演奏旅行をバイクで行うようになる。2021年には国内で初めてオリジナルに忠実に再現された、アストル・ピアソラのオペリータ『ブエノスアイレスのマリア』公演にバンドネオン奏者として出演した。

持ち前の力強い演奏スタイルに、モサリーニの薫陶を受けて繊細な表情を加えた。現在日本を拠点として、バンドネオン、そしてタンゴの新たな可能性を独自のスタイルで追求し続けている。

池田 達則

バンドネオン奏者


16歳でバンドネオンを始め『オルケスタティピカ東京』の岡本昭氏にバンドネオンを師事する。
洗足学園音楽大学に入学し大学在学中に初めてアルゼンチンへ渡り、フリオ・デ・カロ楽団やオスバルド・フレセド楽団に在籍していたマルコス・マドリガル氏に師事する。

卒業後様々なミュージシャンと共演し続け2010年にコロールタンゴのロベルト・アルバレスに師事し、2012年コロールタンゴで演奏する。
同年、飛鳥Ⅱワールドクルーズに乗船しタンゴショーを行う。
アルゼンチンのジャズギターの最高峰オスカル・アレマンの孫娘で歌手のホルヘリーナ・アレマンとブエノスアイレスで共演。

現在も「Mentao」のリーダーとして活動中。

川波 幸恵

バンドネオン奏者


福岡県宗像市出身。第1回チェ・バンドネオン世界大会優勝者。福岡女学院音楽科から東京音楽大学に進学。大学では専攻であるピアノを学び、学外ではバンドネオンを習得。劇作家・女優の渡辺えりと出会い、舞台「りぼん」に出演。以来、西城秀樹、沢田研二、笑福亭鶴瓶、宇梶剛士らと共演。「題名のない音楽会」「新・窓をあけて九州」にも出演。2020年夏、地元福岡で「タンゴ三姉妹+」を結成。2021年夏、イタリアで開催された「アストル・ピアソラ国際音楽コンクール トラーニ2021」において、アンサンブルの部で優勝。

バンドネオンは、1847年にドイツで開発された楽器です。

当初は、教会音楽を奏でるパイプオルガンの携帯版として制作されたといわれていますが、海を渡って移民とともに南米アルゼンチン、ウルグアイへと新しい土地にいき、今ではアルゼンチンタンゴには欠かせない楽器となりました。

バンドネオンには、右に38個、左に33個、合計71個のボタンがついており、蛇腹の開閉によって胴体内にあるリードが振動することで音が出ます。じゃばらの開閉によって違う音が鳴る不思議な楽器。秩序だって音階が並んでいない楽器。とても複雑だと感じられるかと思いますが、それこそ、人間味あふれる楽器だなと思います。そしてこの楽器は、「縁をつなげる楽器」

人を惹きつけ、貴重な出会いを運んできてくれる楽器なのです。

このサイトや私自身の演奏活動を通じて、バンドネオンやタンゴ音楽、そして私が奏でる「音の世界、音の宇宙」に触れていただけたら、とても嬉しいです。

吉田 篤

ヴァイオリン奏者


山口県出身。山口県学生音楽コンクール金賞及びコンクール大賞受賞。全日本学生音楽コンクール福岡大会第1位。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学大学院室内楽科ヴィオラ専攻修了。現在、同大学管弦楽研究部非常勤講師。ヴィオラを務める弦楽四重奏団「カルテット・アーニマ」で松尾学術振興財団より音楽助成を、またリゾナーレ室内楽セミナーにて緑の風奨励賞を受ける。タンゴは大学在学中より始め、「小松亮太&タンギスツ」などのバンドに参加。現在「小松真知子&タンゴクリスタル」「Tango-jack」「ロス・タンゲーロス」等のバンドで活躍。

専光 秀紀

ヴァイオリン奏者


3歳からヴァイオリンを始める。クラシックを篠崎功子氏に師事。東京音楽大学卒業。
大学在学中に小松亮太オルケスタティピカツアーに参加し、タンゴ奏者としての活動をスタート。

アルゼンチンにてプグリエーセ楽団の元メンバーのガブリエル・リーバスをはじめアリエル・エスパンドリオ、パブロ・アグリ、各氏に師事。

現在「Mentao」等、様々なタンゴバンドで活動中。

永野 亜希

ヴァイオリン奏者


7才より才能教育でヴァイオリンを始める。1993年渡米、ボストン・ニューイングランド音楽院に入学。98年、同音楽院ディプロマコース修了に伴い帰国。この間94年、95年、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)に、96年、シェレスヴィヒ・ホルスタイン・ミュージック・フェスティバルに奨学金を得て参加。昨年はカザルスホールにてジョイントリサイタルを行なう。これまでに保井頌子、清水高師、ミシェール・オークレール、石川 静の各氏に師事。現在、オーケストラ、室内楽を中心に活躍中。